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2024年度ブログ

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春のうた

2024-04-03
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春のうた
   春のうた    草野心平
      かえるは,冬のあいだは土の中にいて,
      春になると地上にでてきます。そのはじめての日のうた。
 ほっ まぶしいな
 ほっ うれしいな

 みずは つるつる
 がぜは そよそよ
 ケルルン クック
 ああいいにおいだ
 ケルルン クック

 ほっ いぬのふぐりがさいている。
 ほっ おおきなくもがうごいてくる。

 ケルルン クック
 ケルルン クック

 春の訪れとともに教職に就いた46年前を思い出します。大学を卒業し,初めて担任した子どもたちは4年生。国語の教科書には,草野心平さんの「春のうた」が冒頭にあり,どう朗読したらいいのか,子どもたちとかえるの気持ちを考えたことが頭に浮かんできました。
 桜についても,花芽が夏にでき,秋から冬にかけて,生長しないように休眠状態に入って年を越します。そして,充分に低温刺激を受けた後に気温がぐっと高まった段階で休眠から目覚めます。美しい花を開花させるには,寒さと暖かさが大切だと教えてくれます。
 私たちも冬の寒さに耐え,暖かい春がやってくると,うれしい気持ちになります。「寒さ」を困難,試練,苦労と置き換えて考えてもといいかと思います。
 暖かい春を迎えるためには,「寒さ」から逃げないことを学びました。(園長)
春の風景・預かり保育の様子
ほっ! いぬのふぐりがさいている
桜開花!休眠打破!
自分のしたい遊びをしています!
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